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有頂天(Mユゥジ×アキラ)


*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*


「ダメだよ、ユゥジくん」

 珍しくOdd-I'sの練習のない放課後、机に腰掛けスコアを読み込んでいると、
ふいに背後から掛けられる声に思わず口許が緩むのを感じながらも、
ゆっくり振り向いた先には教室のドアを閉めながら腰に両手を当てて怒ったフリをしているアキラ。

「そういう台詞は、もっと色気たっぷりに言ってもらいたいもんだ」

 そう返した俺に、アキラは小さく首を傾げるがすぐに意味を理解したように
顔を赤らめますます怒ってしまう。

「そうじゃなくて!机に座っちゃダメだよ、って言ったの!」

「はいはい。わかったよ、お姫様」

 ビシッと効果音が聞こえそうなほど鋭く腰掛けた机を指さす姿に、
両手を軽く上げて降参を表しながら立ち上がると、怒りは一変……笑顔に早変わりした。
 怒った顔も可愛いが、やっぱり笑った顔は格別だ……なんて俺が思ってることに
気付いている様子は全くなく、そばに寄ってきた彼女は俺の手にしたスコアを見遣る。

「それ、新曲?」

「あぁ、さっきカズキから渡されたんだ。次も、いい曲だぜ?」

 スコアをヒラヒラと揺らしながら言う俺を見上げ、アキラは本当に嬉しそうな笑みを浮かべ、
大きく頷いた。

「期待してるね」

「任せろ。ちゃんと期待に応えられるよう、しっかり練習するさ」

「……ユゥジくん、言葉と行動が一致してないんだけど……?」

 小さな身体を包み込むよう胸の中に抱きしめた俺に困った声を出すアキラの腰を、
逃がさないよう手を組んでさらりと揺れる髪に顔を寄せる。

「ん?そりゃあ……お前があまりにも可愛い顔で俺を見上げたりするから。我慢できなくてつい、な」

「つい、って……もう」

 嫌がる様子はないものの、場所を気にしてか時間を気にしてか腕の中でそわそわと
落ち着かないアキラの髪に軽く口唇を押し当てると、そのまま耳元をかすめるように囁いた。

「お前に触れていたいんだ……駄目か?」

 その瞬間、彼女の身体が弾かれたように小さく背を震わすのを感じ、
回した腕にほんの少し熱くなる体温を感じる。
 ……これは、やばい。
 こんなダイレクトに反応が返ってくると、ますますいろんなことしたくなっちまう……。

 細い背を撫で上げ、指に引っかかる小さな金具を軽く外して……
背筋を辿るように指先でくすぐってから、そっと締め付けのなくなった胸元へ滑らせ……
シャツ越しにその控えめだが可愛いふくらみを親指全体を使って柔らかに持ち上げると、
ホックを外したブラジャーがシャツごと持ち上がり、俺の手には温かな体温と、
指先に触れる小さな尖り。
 制服のショートパンツから剥き出しの脚を撫で上げ、皮膚の薄い内腿へくすぐるように指を滑らせて、
ショートパンツの隙間からそっと手を忍ばせる。

「……ユゥジくん、聞いてる?ねぇ」

 とんとん、と胸を手のひらで叩くアキラの声に、俺は一気に現実へと引き戻されてしまう。
あれが、妄想じゃなく現実だったら……そんな溜息を押し殺しながら、俺を怪訝そうな顔で見上げる
アキラの背を軽く叩いた。

「悪い、なんだって?」

「だからね、駄目じゃないけど……今は駄目、って言ったの」

 駄目じゃないけど、今は駄目?
アキラの言葉の意味が一瞬、理解できずに眉を寄せるがすぐにさっき俺が言ったばかりの言葉を思いだす。

「あぁ……なんで、駄目じゃないのに今は駄目なんだ?」

 駄目じゃないなら、いいだろ……そう口唇を重ねようとした俺に、アキラはぐっと胸に腕を突っ張って
身体を離そうとする。

「だめ!ここは教室なんだから、絶対だめ!」

 すっかり教官の顔になってしまったアキラに、これ以上迫っても意味がないことはすでに承知している。
ここは諦めるが吉……と、ゆっくり組んだ手を離し解放すると、彼女は満足げに頷いた。
俺から離れたことでそんな顔をする彼女がどうにも悔しくて、小さな後頭部を片手で包み込むと
抗う余裕も与えないまま、口唇を奪う。
 彼女は俺のものだと主張するかのような強引なキス。

「ごちそーさん」

 チュッと互いの口唇が濡れた音を立てるのに、どんどん顔を真っ赤にしていくアキラの頭を
ポンポンと優しく撫でると、色濃くなった口唇を小さく震わせじっとりにらみつけてくる。

「ユゥジくんの、ばか」

 彼女は知らないだろう。
 そんな顔されても、俺はどんどん煽られるだけだって。
 真っ赤な顔で、濡れた口唇で、潤んだ瞳で、そんな可愛い言葉で……
俺がどれだけ興奮するか、知らない。
 あー……もう俺は今、世界で一番幸せなんじゃないか?
というか、幸せだって言って回りたいくらいだ。

 にやにやそんなことを考えている俺を、今もまだアキラは拗ねたように見上げている。

「さて、お姫様。どうしたら、許してくれる?」


ende.


*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*


調子に乗せると、ひどいことになるユゥジ。
そして、SSは一気に書き上げないとなんかグダグダになるという…。
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名前:カサイ ユウキ

二次創作の場です。
公式とは一切関係はありません。

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